9月6日・・・黒斑山登山

今回は、以前から計画がありながら、なかなか実行に移せなかった、有志登山です。
ここ数日南海上の低気圧が居座り、すっきりしない天気が続いておりましたが、
この日は何とか持ちそうなので、いざ出陣!ということで総勢5名、車坂峠に集合です。

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登山開始後約40分、途中の見晴らしガレ場で小休止。
晴れていれば遠くに北アルプスが望めるのですが、この天気ではちょっと無理。
ここで1名が体の不調を訴えリタイア。当人は引き返すことを希望。残り4名が黒斑登山を実行。
(悩めるリーダー決断その1:仲間に体調不良者が出た時の対応)

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槍が鞘では、雲の切れ間から浅間山が姿を現します。
今回黒斑登山初めてのメンバーに、ここで浅間山を見せてやらねばリーダーの資格無し!?
宇都宮からの団体様ご一行も記念撮影です。我々メンバーも携帯カメラに収めています。

ここから先のコースをどうとるか?考えられるコースはA,B,Cの3コース。
色々考えた末、B案を選択。《黒斑コース参照1
(悩めるリーダー決断その2:天気も気になる。初心者というのも気になる)

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急坂の草すべりを下りる。
(「草すべりを最後に登るよりも、先に下ったほうが楽かな?」との判断が正しかったかどうかはいまだ不明)

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楽に下りられると思ったのが甘かったか。
予想以上に時間がかかり、湯の平に下りたのは11時30分頃(予定より30分以上オーバー)。
そのころJバンド、仙人岳一帯はすでに真っ黒いガスに覆われています。
どう考えてもこれからJバンド、蛇骨岳へ行くには、天候不安、時間も気になる。
さあどうするか?

この時、先にリタイアした本人より携帯メールで一報あり。
高峰高原ホテルで風呂に入りのんびりしている。とのこと。
ここで思いついたのが、火山館---天狗温泉下山コース(この手もあったか!?)
ちょっと物足りなさもありましたが、この天候では無理は禁物。
リタイア組に連絡を取り、天狗温泉まで迎えを依頼し、 火山館を目指すこととする。
黒斑コース参照2》(悩めるリーダー決断その3:当初の予定を変更。臨機応変に対応)

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昼飯の準備だけは万事怠りなし。
メンバーのひとりが前夜から仕込んだというトン汁を暖め、火山館で昼食をすませ、
そのまま天狗温泉に下山。メデタシ、メデタシ・・・。

今回の高山植物「ヤマトリカブト」

今回の教訓:若い女性はおしゃべりが多い・・・(熊除けにはなるが、体力の消耗にもつながる。要注意!!)

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