日陰の部分は乾きが遅いので、ぬかるんでいることが多いです。
滑りやすいので、できるだけ乾いているところを歩くようにしましょう。(この写真だと向かって左側の部分がぬかっています)
このような時、ステッキを使っていればバランスを保てます。
小石の多い道は足をとられやすいのであわてず、ゆっくりと。
万が一、足をとられても、ステッキがあれば転倒を防ぐことも可能です。
長い下り坂。ステッキがなければもろに膝に負担がきます。
また転倒の危険も増大します。
このような時、ダブルステッキがいかに有効か写真を見れば一目瞭然ですね。
シングルステッキ使いでも有効ですが、体がよじれるので、やはりダブルステッキ使いが安全です。
段差が大きいところはいったん歩みを止め、先にステッキを突き、一歩一歩足を下ろします。
もしステッキがない場合は、いったんしゃがみこみ、片足ずつ下ろすことになります。
その場合でも不安定な状況であることに変わりはありません。
周りにあるしっかりした枝などを手で押さえ、身体を支えながら下ります。
橋のない川や水溜りを渡るとき、ステッキがあれば断然便利です。写真のように水の中に入ることなく、安全に渡ることができます。